高校生でアトピーが悪化し、脱ステロイド、温泉療法、その他様々な民間療法を試しました。その後、一大決心をしてアメリカで治療を受けたことが転機となり、アレルギー免疫療法等のおかげで、長年のアトピーから解放されつつあります。そんな私の個人メモです。
豊富温泉は、北海道の北部にあり、もともとは石油の掘削時に湧き出した温泉です。
油の浮く独特な温泉で、昔から焼けどに良く効く温泉として近隣では評判だったそうです。その後、乾癬や、アトピー性皮膚炎への効果がインターネットなどによる口コミで広がり、現在は全国各地から湯治客が訪れています。過疎化が進む町ですが、若い世代による温泉を活用した町興しなども行われています。
ふれあいセンターいう名の町営の温泉施設があり、湯治湯と一般湯が設けられています。皮膚の状態がひどくても、湯治湯でしたら気兼ねなく服を脱ぐことができます。また、湯治湯は長くつかって いられるよう、ぬるめの温度設定になっています。
私自身、今まで様々な温泉に行きましたが、ここ豊富温泉はアトピー、乾癬に苦しむ人にとっては、世界一効果のある温泉ではないかと思っています。効果の出方は人それぞれですが、私の場合は、10日も滞在すると、全ての炎症がひいてしまいます。ただし、温泉を離れると症状は戻ることが多いので、あくまで対症療法です。症状がひどいときに、薬を使わずに早く治したい場合にお勧めです。効果の高い泉質なのに、刺激が強くないのも良いところです。
なぜこれほど効果があるのか解明されれば、アトピーや乾癬の治療の進歩につながるのではないかと期待しています。
なお、なかなか現地まで行けない人や、とりあえず泉質が皮膚に合うか試してみたい場合は温泉水を取り寄せることも可能です。
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