アレルギー免疫療法(減感作療法とも呼ばれる)

    アレルギー免疫療法とは、薄めたアレルゲン(アレルゲンワクチンと呼ばれる)を患者の体内に少しずつ入れることにより、患者のアレルギー反応を弱くしていく治療法です。注射が一般的ですが、杉花粉症の治療法として 研究が進んでいる舌下療法(アレルゲンをしみこませたパンのかけらを舌の下に置き、アレルゲンを粘膜から吸収させる)や経口療法(主に食物アレルギーの治療法で、アレルゲンを少しずつ食べる)もあります。私が現在受けているのは最も歴史が古く、実績のある注射による免疫療法です。

    アレルギー免疫療法は日本ではあまり行われていない治療法ですが、アメリカ、ヨーロッパ等ではアレルギーの唯一の根本治療として広く普及しています。日本ではアレルゲンワクチンとして、杉、ハウスダスト、カビ等、ごくわずかな種類しか製造されておらず、またその質も高いものではないため、本格的な治療をするには保険の利かない海外のアレルゲンワクチンを使う必要があります。そして、現在日本で質の高い治療を受けられるのは、アメリカで30年間アレルギー専門医をされていた、久我山病院アレルギー科の長屋医師ぐらいしかいないのが現状です。

    アレルギー免疫療法は、主にぜんそくや花粉症の患者を対象に行われている治療ですが、私のようにアトピーの患者に著効することもあります。今後、日本でもこの治療法が見直され、治療の機会が広がることを心から願っています。

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